特に軽度発達障害の子供の診断の場合、
症状から診断名をつける、ということがされています。

母親等から聞いた状態や、
その場での子供の雰囲気等から診断名をつけます。

 

ですが、病院により、診断名が異なってしまう事がよくあります。

それは、場所により、子供の態度が変わってしまったりするからです。


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緊張すると大人しくなる子供もいれば、一見ADHDのような、
落ち着きの無さが現れたりする子供もおります。

 

そのため、医師の前に出ると、普段の家での様子と極端に
違う様子を見せる子供もおり、それで、
診断名があやふやになってしまったりします。

 

これは、大人の私の場合なのですが、大人の私でも、
精神科の主治医と対面している時の私と、普段の生活の中に
生きる私の状態とでは、全く異なっているようです。


 

ですので最初、私が医師の前では無意識に気をはってしまうせいで、
医師は、私の事を、定型発達で正常である、と診ておりました。

医師から「正常」というような判断をされており、理解してもらえませんでした。

 

ですが、性格の偏り、傾向を調べる検査を病院で私は、受けました。

すると、私の性格傾向は、あまりに自分に自信が無さすぎるという、
強い偏りがあり、その自信の無さから大人の発達障害等の強い症状が
増幅されている、というような事を医師が理解しました。


 

その後、その事を理解してからは、医師の「あなたは甘えているだけ!」
というような強い偏見に満ちた意見が変わり、
医師の私を見る目が違ってきたように感じられました。

 

以前よりも私自身の事をよく把握したせいか、医師の冷たかった態度が、
そうではない態度に変わりました。

この心理検査は、私自ら希望した検査で、実は最初、
担当医は、あまり乗り気ではありませんでした。

 

ですが、生活上で困る事が多い私でしたので、
それで自ら言い出して受ける事にしました。


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その結果、医師の態度が良い風に変わり、
やっと本当の私の姿を理解してもらえたようでした。

 

という風に、大人の私でさえ、場所により、状態が変わってしまうものです。


 

ましてや子供は、大人よりも精神的にまだ未熟な段階ですので、
診療の場や学校、家等では、それぞれ違っている、という事がありえます。

 

かく言う私も、子供の頃は、家と学校では、全く違う「自分」なのでした。

家では結構積極的に動けたのですが、学校へ行くと静かになり、
場面閑黙症になってしまうのです。


 
それで、子供の場合は、場所により、態度が違ってくるために、
病名を症状診断で判断するのが難しく、それで病院によって、
病名が変わってしまうことがあったりします。

 

また、子供は成長により、症状が変化してゆく場合もあります。

幼稚園児の時には、とても落ち着きがなく、ADHDの症状を
もっていたのですが、小学校にあがる頃になると、
人間関係が不得手で、場の空気を読むことができなかったりして、
アスペルガー症候群に名前が変わる事があったりします。

 

幼稚園児から小学生になるまで、同じ医師であっても、
病名が変わってしまうことがあります。


また、親と保育士などは、それぞれ、見た目での判断が違ってしまい、
それで診断名が特定できず、偏ってしまう場合もあります。

 

親や保育士は、個々に違う人間で、目線もそれぞれの角度から見ております。


 

歩んできた人生経験等により、現実の見方が違ってきます。
それにより、診断に偏りが生じてしまいます。

 

そういった風に、特に軽度発達障害には、様々な要因があり、
「これ」と診断名を特定することが難しかったりします。

軽度発達障害は、本当に大変で、適応等に対してとても苦労するのですが、
症状からの診断が曖昧な場合になってしまう事が多かったりします。

 

MRIなどで分かる場合もありますが、残念ながら全てが分かるとは限りません。

見た所、MRIでは正常なのにもかかわらず、
発達障害の症状がある、という場合もあります。

 

もう少し、軽度発達障害の診断方法が進んでゆけばいいなと
軽度発達障害を持つ私は思っております。