自閉症スペクトラムという呼び名は比較的新しくて、
2013年に定められた最新の呼び名で、実は結構新しい呼び名です。


自閉症スペクトラムという呼び名が出る前には、広汎性発達障害
という言葉で言われておりました。そして、広汎性発達障害は、
さらに詳しく分けられておりました。


 


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広汎性発達障害は、「アスペルガー症候群」「自閉症」「高機能自閉症」
「その他の特定不能な広汎性発達障害」という風に分かれておりました。


広汎性発達障害とは、自閉症と自閉症の仲間を総称して言う言葉でした。


 


そして、以前はその広汎性発達障害の中の例えばアスペルガー症候群等、
どの障害を持っているか、という風に細かく診断することに重きが置かれてました。


ですが、2013年になり、自閉症や自閉症の仲間を大きく1くくりにして、
「自閉症スペクトラム」と呼ぶようになってきました。


すべての自閉症・自閉症の仲間が「自閉症スペクトラム」ととらえられるようになり、
アスペルガー症候群や高機能自閉症等は、その診断がくだった人の性質を
理解するために使用されるようになってくるといわれております。


 

広汎性発達障害と自閉症スペクトラムの違いについては、広汎性発達障害は、
自閉症スペクトラムの古い診断名で、自閉症スペクトラムが、新しい診断名になります。


広汎性発達障害から、自閉症スペクトラムという診断名に代わった後は、
アスペルガー症候群、自閉症等の分類は、その人の特性を理解するための
補助的なものになります。

 


自閉症スペクトラムと広汎性発達障害は、名前が変わっただけで、同じものです。


ですが、自閉症スペクトラムには、広汎性発達障害の様々な診断の他にも、
障害となっていない(つまり、生活に不自由は感じてなく、きちんと社会適応
できているのですが、自閉症傾向の性質を持っている)方々も含まれます。


 

そして、広汎性発達障害の呼び名の時には、自閉症スペクトラムと違い、
社会生活で支障、障害が出ている人々のことだけを言っておりました。
上記の事が、自閉症スペクトラムと広汎性発達障害の大きな違いです。


自閉症スペクトラムの中で、社会適応がきちんとできており、
「障害」となっていない人々の事を、最近では「自閉症スペクトラム」ではなく、
「自閉スペクトラム」と呼ぶ方々もおります。


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このように、時代が進むに従い、
自閉症的傾向を示すものを含めるその枠が広がりつつあります。

 


現代では、生活に支障をきたしていない自閉症的傾向を持つ方々も
併せて考えると、全体の人口の約10%という高い割合で、
広義の自閉症スペクトラムである場合が考えられます。


また、自閉症の特徴はあまり無く、鬱や不安等の症状を持っている方々も
広義の意味では、自閉症スペクトラムだと捉えられます。

 

ただ、鬱や不安等を持っている方々は、どちらかというと、
自閉的傾向が弱いので、「自閉スペクトラム」という言い方の
方が正しいと思えるかもしれません。



 
私は、思い込みが強く、人間関係を作れなかったり、仕事でミスが多かったり、
また場違いな発言を取ってしまうので、自分はアスペルガー症候群と
ADHDではないかと考えていたのですが、発達障害を専門的に
診ている医師の所へ行った時に「自閉症スペクトラム」という言い方を聞きました。


 

そして、その先生は、もっと自分自身の事を知るために、
アスペルガー症候群とADHDの両方の書籍を勧めてくださいました。


ですが、ADHDは、自閉症スペクトラムには含まれません。

ですが、自閉症スペクトラムの人が併発しやすい障害であることは確かです。

 


私はずっと、自分の症状から、アスペルガー症候群だと思っておりました。

そして、専門の医師の所へ行き、初めて「自閉症スペクトラム」という
慣れない言葉を聞き、その時にそんな呼び名もあるのかと初めて知りました。


 

これから、どうなってゆくのかは分かりませんが、時が経つにつれ、
また診断名も変わってゆくのではないかとも思われます。